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数字から見る北九州市と全国の人口・社会問題(人口減少)
こんにちは、不動産コムサイト専務西田です。
皆様ご存じのデータであると存じますが、現在の人口データを簡単に羅列していきます。
北九州市は全国的に見れば現在人口は多いエリアであります。
全国の政令指定都市人口ランキングはこんな感じです。
1 | 神奈川県 | 横浜市 | 3,771,063 |
2 | 大阪府 | 大阪市 | 2,791,907 |
3 | 愛知県 | 名古屋市 | 2,331,264 |
4 | 北海道 | 札幌市 | 1,968,261 |
5 | 福岡県 | 福岡市 | 1,656,737 |
6 | 神奈川県 | 川崎市 | 1,551,788 |
7 | 兵庫県 | 神戸市 | 1,492,282 |
8 | 京都府 | 京都市 | 1,437,377 |
9 | 埼玉県 | さいたま市 | 1,351,136 |
10 | 広島県 | 広島市 | 1,179,915 |
11 | 宮城県 | 仙台市 | 1,096,168 |
12 | 千葉県 | 千葉市 | 984,598 |
13 | 福岡県 | 北九州市 | 908,109 |
14 | 大阪府 | 堺市 | 806,860 |
15 | 静岡県 | 浜松市 | 775,168 |
16 | 新潟県 | 新潟市 | 766,259 |
17 | 熊本県 | 熊本市 | 737,409 |
18 | 神奈川県 | 相模原市 | 723,586 |
19 | 岡山県 | 岡山市 | 712,632 |
20 | 静岡県 | 静岡市 | 672,291 |
【 北九州市 と 全国の人口データ 】
北九州市:北九州市の人口は現在901,799人(令和7年7月1日時点北九州市推計人口)です。
令和6年7月時点の統計は、909,968人ですから、『 北九州だけで8169人の減少 』
( 0.89%減少 )しています。
では、日本全国ではどのような統計になっているのでしょうか?
全国:日本の人口減少率について、令和7年(2025年)の推計によると、総人口は約1億2344万人で、前年同月比で66万人減(▲0.53%)となっています。また、15歳未満人口は1370万6千人で、前年同月比で35万人減(▲2.49%)となっています。高齢化が進んでおり、65歳以上の人口は3618万8千人で、前年同月比で4万人減(▲0.11%)となっています ※(注)統計局ホームページ引用
全国と比較した場合、北九州の方が約0.36%減少率が高いようです。
この「 全国 」「 北九州市 」の人口統計を見て皆様は何を考えられますか?
『 90万人まだまだ大丈夫 』 『 まだ近くには子どもの遊び声がひびいてるから 』
『 これまでの日本が人口が多すぎた 』『 まぁ自分が生きている間は 』
なんて思われる方もいるでしょう。
ただ今の状況は、人口数、減少率、年齢別人口比率の観点からかなり厳しい状況です。
規制をかけつつ、外国の方々を受け入れるこれも大切なことなのかもしれません、、、。
原因は
『 今の若い方々が『子』を産まないから 』
『 高齢の方々が私たち若者から保険料、年金負担などで苦しめている 』
『 お互い世代間ギャップで若者が高齢者がそれぞれの世代の考え方を受け入れてくれないから 』
『我々中年世代が一番苦労している、上の世代も、下の世代も(今の若者・高齢者)も楽なもんだよ、団塊ジュニアは苦しいよ』
別に私たちの問題じゃない。 こんな感じでしょうか?
まず30年前と『今』は何が違うのでしょうか?
【 昔より明らかに税金は増えています、同じ額面の給料でも保険料や税金の負担率は圧倒的に増えています、額面からの手取り額も減りが違います、半分持っていかれる勢いです、まぁ物価も倍以上ですね 】
【 インフラ(電気ガス水道)は昔より圧倒的に良いでしょう、公共施設も充実しています。また生活が苦しくなってしまった世帯への援助、給付は明らかに良くなっています 】
これは一部の比較ですが、その上記のような一部すら知ろうともせず、変わっていることにも
気づかず、思ったままに感情のままに重箱の隅をつつくような話をしている場合ではないのでしょうか?
未来を生きる方々が望んでいるものは何ですか?
せめて自身が住んでいるエリアがより良いエリアになること。
未来志向で前向きに捉え考えていくことが大切ではないでしょうか?
当然人口πが増えなければ、どこかが増えれば、どこかが減っているということです。
何か変われば『今』という目に見える安定が崩れるかも知れないという安定志向も良いですが、
変化が起きれば、より良い『未来』が待っている可能性も大いにあります。
『 故きを温ねて新しきを知る 』このことを大切にしつつ、柔軟な変化を
未来の方々がどう生きたいと思い何を望んでいるのか? 今一度考える必要があります。
そして若者も中年も高齢者もお互いの環境や考えを知る必要があります。
5歳に満たない息子をみて私も今考えています。
不動産コムサイト専務西田でした。